良明のお母さんが作ったお弁当は、大人気で
クラスのアメリカ人たちが挙って、一口ずつ
食べてしまって、お弁当の中身は、半分以上
空っぽになってしまっていた。
「早く食べないと、皆無くなるよ」
ゆみは、良明に箸を手渡しながら言った。で
も、良明は、弁当を食べようとしなかった。
「あたしも一口食べてみたいな」
ゆみが、そう言うと、良明がゆみに持ってい
た箸を返してきた。
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