「良明のお母さんに言いなね」
英樹は、ゆみに言った。
壊れた猫のバレッタは、兄に買ってもらった
大切なバレッタではあったが、そこまでしな
くても良いかなと思っていた。
「今日、良明のお母さんに言いに行きなよ」
英樹は、ゆみに再度、念を押していた。
「そこまでしなくても・・」
「いや、ちゃんと言わなきゃだめだよ」
英樹は、ゆみに言い含めていた。
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