「ランチタイムよ。食堂に行くの」
ゆみは、色々、日本語の発音を変えて話しか
けてみるのだが、通じないようだ。
「ランチ!モグモグするの!」
ゆみは、ヨシュワキーの手を掴むと、椅子か
ら立たせて、一緒に引っ張って、教室の前に
皆と並ばせた。
「その日本語なら、俺でも話せるな」
マイケルは、強引に実力行使で引っ張って来
たゆみの姿を眺めながら、笑っていた。
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