「帰ろうか?」
ゆみは、学校が午前中で終わりなので、良明
の手を引いて、正門まで歩き出した。
「なんで、手をつないでいるの?」
2人の後について、椎名と同じく正門に向か
っていた英樹が、ゆみに聞いた。
「だって、仲良しなんだもの」
ゆみは、良明とつないでいる手を嬉しそうに
振りながら、英樹に答えた。
「え、良明もゆみちゃんのこと好きなの?」
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