「良明、ゆみちゃんのこと好きなんだろう」
英樹は、ゆみとずっと手をつないでいる良明
にジェラシーを感じていた。
「おまえも、ゆみちゃん好きなんだよな」
英樹は、ジェラシーで何度も繰り返した。
「一緒のクラスにいて好きになったんだな」
良明は、特にゆみの事は何とも思っていない
のに、英樹があんまり好きとか繰り返すので
手をつながれていることが恥ずかしくなって
ゆみの手を振りほどいた。
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