良明は、英樹や椎名たち日本人とは、大きな
声で元気に元気にお喋りしていたが、ゆみが
側に行くと、いつもクラスで会っている良明
に戻って、何も話せなくなってしまった。
「お弁当は食べた?」
良明が、自分とはお話してくれないので、ゆ
みは諦め、治の所に行って、声をかけた。
「食べてますよ」
バスケットのおにぎりやおかずを、日本人チ
ームの子達は既に食べていた。
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